こんにちは、ぐらっとです。
今回は完全ワイヤレスイヤホンのレビューです。
レビューするのはTechnicsのAZ60、2021年発売された中でもかなり評価の高かったこの機種を購入して2週間ほど使ってみたので、良かった点と気になる点をまとめて紹介したいと思います。
AZ60のレビューはありふれている気もしますが、ぼくが感じたことが少しでも購入検討の参考になればと思い記事にしてみました。
最後までチェックしていただければ幸いです。
Technics EAH-AZ60 レビュー
まずは開封なわけですが、最近は環境配慮ということで外箱がプラスチックから紙系の素材に変わって、このAZ60もそうなんですがかなり簡素になってますよね。
それも時代ということで致し方ない部分もあるんですけど、やっぱそれなりに高い買い物なのでちょっと残念な感じもしちゃいます。
と前置きはこのくらいにして中身を確認していきましょう。
開封するとイヤホンケースとイヤーピースがお目見え。
いつもイヤホンはカラバリがあればブラック系のものを選ぶんですが、今回はなんとなくシルバーにしてみました。
ちなみにAZ60はブラックとシルバーの2色から選択可能です。
内容物を確認しておくと、イヤホン本体とケース、さらに充電用のUSB-C to Aケーブル、イヤーピースに取説という形です。
まずケースの外観を見て思ったのはコンパクトですっきりしているということ。
天面にTechnicsのロゴがある以外は底面含めてなんの表記もなくて、洗練された印象を受けました。
ケースの大きさとしては厚みは抑えられていて、横幅はちょっと広めな感じがします。
のちほど手持ちの完全ワイヤレスイヤホンとサイズ比較してみているので、そちらもチェックしてみていただければと思います。
使用する前から感じたのはケースからのイヤホンの取り出しやすさ。
ケースを開けると上蓋が90°より広く開いてくれるので、かなりイヤホンが取り出しやすく感じますね。
イヤホン本体の形状も細身のシルエットで、形状としては他の完全ワイヤレスイヤホンでよくあるボテッとした感じとは違って個人的には好みです。
手持ちの完全ワイヤレスイヤホンとサイズを比較
手持ちのイヤホンとサイズ感を比べてみるとこんな感じ。
イヤホン本体はSONYのWF-1000XM4がボテッとしているのに対して、AZ60は細めでシュッとしています。
ケースのサイズは縦横、厚みもさまざまなので一概には言えませんが、AZ60のケースはコンパクトな部類といって良いと思いますね。
EAH-AZ60を使ってみて感じたこと
ここからはEAH-AZ60を実際に使ってみて感じたことについてです。
結論から話すと使用感、装着感、音質、ノイキャン、総じて満足感の高いイヤホンだと感じています。
細かい話の前にまず使用環境を紹介しておくと、基本的にiPhoneとMacにペアリングして使うという感じです。
音質:完全ワイヤレスイヤホンでは最高レベル
まず音質ですが、これはワイヤレスイヤホンとしては最高レベルだと思います。
中高音がすっと入ってくる感じがあって、音のつながりがなめらかというか耳馴染みよく音楽を楽しめます。
音の作りはメーカーによって様々ですが、今まで使ってきたイヤホンと比べても一番好みの音質で、気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンでこの音が得られるのなら大満足です。
長時間使用でも疲れない、ノイキャンも満足
装着感についてはカナル型で特筆するような特徴はないように思いますが、重さもなくてイヤーピースさえしっかりサイズを合わせれば、音質、ノイキャン性能とも満足できると思います。
また2時間くらいつけっぱなしで使っていても疲れを感じることはなく、非常につけ心地のいいイヤホンだと思いますね。
ただし、イヤーピースのサイズがあっていないとノイキャン性能や音質が確実に落ちるので、最初のサイズ調整が肝心です。
ノイキャンの効きは個人的には現行で最高レベルといわれるWF-1000XM4と差のないレベルだと感じました。
マルチポイント接続はかなり使える
最後に触れておきたいのはマルチポイントですね。例えばiPhoneと接続していたAZ60をMacで使いたいときに単純にMacで音を再生すれば接続を切り替えてくれるのですが、これがありがたい。
AppleでいくとAirPods Proがその機能を持っていて、このマルチポイント機能を持っているイヤホンってそう多くなくて、WF-1000XM4も未対応なのですがやはりこの機能は単純に便利です。
総じてこのAZ60の満足感は高く、完全ワイヤレスイヤホンをひとつだけ選ぶのであればこのイヤホンを選ぶと思いますね。
まとめ
こんな感じでTechnicsの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ60」をレビューしてみました。
本編でも触れたように音質、使用感、ノイキャンの効きなどどれも高いレベルにあって、まさに買ってよかったと思えるイヤホンでした。
現時点で3万円以下くらいの価格帯でイヤホンを選ぶのであれば、総合点では間違いなく有力候補に挙げていいデキです。
これからはこのイヤホンをメイン使いにして音楽を楽しみたいと思います。