こんにちは、ぐらっとです。
この記事では、革製品の修理について書いています。
なぜかというとタイトル通り、愛用しているiPhone SEの純正レザーケースにキズが入ってしまいました。落下によるもので、iPhone本体にはダメージがなさそうなので安心しているのですが、ケースにまあまあ大きなキズが…。
こんな経験ないに越したことはありませんが、ブログを書いている身としてこれは自分で修理してそれを記事にしよう!と思って書いてみました。笑
自分で修理(リペア)するのは初めてなので、不幸にも同じような境遇になってしまった方には参考にしていただけるかと思います。
修理するレザーケースのキズを確認
まずは現状の把握ということで、iPhoneケースの状態を確認しておきましょう。
全体を写真でみると、そこまでダメージはなさそうに見えますよね。でも拡大してみると…
こんな感じで、表面がえぐれてしまっています。たいした事ないようにも見えますが、実物をみるとけっこうなえぐれ方なのです。
もうひとつのキズはこちら。革の表面がとれかけている状況…。このふたつのキズを修理していきたいと思います。
革製品修理に使用する道具
修理に使ったのは以下の補修クリーム。今回は、たまたまカラーがブラックの革製品だったために色合わせなどを考慮する必要はなかったのですが、場合によっては色の調合などが必要になります。
なお、こちらはスムースレザー(起毛していない革)を対象とした製品となっています。
内容量は25gとなっていて修理したいものによりますが、一度の修理であれば十分な量といえるでしょう。iPhoneケースの場合、結果的におそらく1g程度しか使いませんでした。
実際の作業としては、キズの部分の汚れを落としてから、補修材を柔らかい布などにつけて塗っていきます。
その後、10分ほど乾燥させます。その後は必要に応じて、数回塗っていくことで少しづつ革に馴染んでいきます。
そして、最後に別の布などで磨き上げれば完了です。
修理した結果
というわけで、修理した結果がこちらです。
よく見てみると、なんとなくキズのあった部分は違いがわかると言った感じでしょうか。続いて、キズのあった部分を拡大してみましょう。
ひとつ目のキズは補修する前に比べればだいぶましですが、みる角度によってはまだキズがあったことがわかりますね。
この角度だとまあまあいい感じにも見えます。
続いてもうひとつのキズの部分です。
こちらはもともと革の表面が取れかけていたのですが、かなり目立たなくなっているのではないでしょうか。こちらは自分でも満足の出来です。
いろんな角度でみてもいい感じです。ただし、キズは目立たないのですが、テカリ具合がその他の部分とは若干異なりますね。
それでも、補修前の状態と比べれば明らかに良化していると言える結果です。
個人で初めて修理したレベルとしては、そこそこといった感じでしょうか?正規で業者に頼むくらいなら新しい製品を買ったほうが安くつきそうなので、ぼくとしては満足の出来となりました。
まとめ
こんな感じで、革製品を自分で修理してみた結果について書いてみました。自分ではそれなりにうまくいったと思っています。
今回はブラックだったからよかったのですが、ブラウン系などだと色あわせが重要になりそうです。逆にそこさえうまくいけば、自分で修理するのもムリではないと感じましたね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。